情報交換・収集をする上でも大事な存在のママ友。インターナショナルスクールにお子さんを通わせているとなると、当然ママ友との会話も英語が多くなります。些細な会話でもその繰り返しで人柄もわかり、どんどん仲良くなれることもあります。
でも、特に英語が苦手な英語初心者ママにとっては、いきなり外国人ママに話しかけるといっても、「何から話せばいいんだろう?会話が続かなかったらどうしよう?」と躊躇してしまうかもしれませんね。
このコラムでは、英語初心者でも使える、気軽に他のママに話しかけるための4つのアイディアと英語フレーズをご紹介します。
外国人ママへの話しかけアイディア(1) 相手のお子さんを褒める
特に外国人は、どんなに些細なことでもそれを言葉にして褒めてくれる人が多いです。「褒める」ことが会話を始める大きなきっかけになります。例えば以下のような英語フレーズで、気軽に外国人ママに話しかけてみましょう。
She is adorable.
(とても可愛いですね。)
“adorable”とは「可愛い」という意味で、特に小さい子によく使われる表現です。”So cute”や“precious” “sweet”と言い換えても同じ意味になります。逆に相手から褒めてもらったら、”Thank you! Yours, too!”(ありがとう。あなたのお子さんも可愛いですね。)と会話を繋げてみましょう。
He is always energetic!
(いつもとっても元気ですね!)
“She has a lot of energy!” “She is full of energy.”も「すごく元気ですね。」という表現になります。
She looks so pretty in the dress.
(そのドレス、とっても似合ってますね。)
例えば髪の毛についているリボンやカチューシャなどを褒める時には、”She looks so pretty with the ribbon.”と”with”を使います。洋服の時は”in”、アイテムの時は”with”と覚えておきましょう。
I love her/his hair.(髪型良いですね。)
褒めるときのマジックワードが「I love~!」です。自分が思う主観の表現なので、あとにどんな名詞でもつけることができます。
例:I love his shoes. I love her dress.
外国人ママへの話しかけアイディア(2) 子供が仲良しのお子さんのママに話しかける
4・5歳にもなると、「いつもスクールで誰とよく遊んでいるか」など、他のお子さんの名前が子供から出てくることが多くなります。プリスクールで教室の中まで送迎ができる場合には、相手のママとも会えるかもしれないので、そんな時は思い切って話し掛けてみましょう。(*○○の箇所はお子さんのお友達の名前が入ります。)
Are you 〇〇’s mom?
(○○のお母さんですか?)
Is 〇〇 yours?
(○○はあなたのお子さんですか?)
My daughter talks about 〇〇 all the time.
(娘が○○のことをいつも話すんですよ。)
“all the time”の他にも “She talks about ○○ nonstop.”という言い方もできます。”all the time”も”nonstop”も「いつも、休むことなく」という意味になり、文末にきます。
My son loves 〇〇!
(息子は○○が大好きなんです!)
“love”は日本語に訳すと「愛している」となり、普段あまり使わないような表現ですが、英語だと”like”より強い表現として、気軽に使います。
My son said he and 〇〇 play together a lot.
(息子が○○と良く一緒に遊ぶって言ってました。)
We hear about ○○ every day.
(○○のことを毎日聞くんですよ。)
May I have your name?
(お名前を伺ってもいいですか?)
いきなりこの質問をするのも直球すぎますが、ある程度お話ができたら、別れ際などに聞いてみましょう。”have”の部分を”May I ask your name?”と言い換えても同じです。”May I…?”という聞き方をすれば、丁寧な響きになるので、まだそんなに親しい間柄でなくても、失礼になりません。
Do you want to have a playdate sometime?
(いつかプレイデートをしませんか?)
お子さんの仲良しのママと話せたら、これを聞いてみましょう!”sometime”「いつか」を付けることで、気軽に聞いているニュアンスになります。
外国人ママへの話しかけアイディア(3) 学校のイベント等を話題にする
インターナショナルスクールでは、授業以外にもイベントで集まる機会があったり、学校の時間外に特別クラスがある学校もあります。話題のきっかけにしてみましょう。
Are you going to the event this weekend?
(今週末のイベントは行きますか?)
What is ○○ going to be for Halloween?
(○○はハロウィンでは何になる(仮装する)んですか?)
インターナショナルスクールだと、学校でハロウィンイベントがある事もあるので、話題にしやすい質問だと思います!
Is she taking any optional classes?
(オプションクラスを何かとっていますか?)
現在、何か受講中かを聞く表現です。
”Has she taken any optional classes?”と現在完了形を使うと、今に限らず「オプションクラスを今までに何かとったことはありますか?」と経験を聞く意味になります。
Will you be here for the parent observation?
(授業参観には来る予定ですか?)
parent observation は授業参観です。
外国人ママへの話しかけアイディア(4) 出身国や滞在のことを聞く
インターナショナルスクールなので、色々な国の方がいるかもしれません。細かい個人的なことはもっと親しくなってから聞いたほうがいいですが、出身地やどれくらい住んでいるのかなどは、初対面でも失礼にならない質問になります。
Where are you originally from?
(どこ出身ですか?)
“Where are you from originally?”と最後の語順を変えることもありますが、どちらも同じ意味です。もちろん”Where are you from?”だけでも構いませんが、”originally”を加えたほうが、「生まれはどこか」という意味がはっきりします。
How long have you been living here?
(ここにはどのくらい住んでいるのですか?)
“have been living”は継続して「住んでいる」という意味になるので、滞在期間を聞く時の決まったフレーズになります。
How do you like living here?
(ここに住むのはどう思いますか?)
答えの例としては、”I enjoy it!”(楽しんでるわよ!)や、”I love it!”(最高よ!)など返ってくるかもしれないですし、 “We are surviving.”「なんとかやってるわよ。」などと返ってきたら、まだ引っ越してきたばかりか、言葉の壁で少し大変な思いをしているなどの気持ちが込められているかもしれないですね。
What brings you here?
(ここに来たきっかけは何ですか?)
これは外国人ママが良く聞かれる質問ナンバーワンかもしれません。旦那さんのお仕事であれば”For my husband’s work.”などと短く答える人も多いでしょう。
インターで外国人ママ友への話しかけ英語アイディア まとめ
以上、4つの話題アイディアからそれぞれ使える英語フレーズを紹介しました。
外国人ママといっても、子供同士が同じ時間を共有しているという1つの共通点があるママたちです。つたない英語だったとしても、同じママとして話しかけてもらえるのは、外国人ママも嬉しいはず。話しかけるネタは何でもいいのです。上記の4つのアイディアを参考にして、気軽に話しかけてみましょう。
ママたちは言葉の通じない赤ちゃんの時代からずっと子供を相手にしてきたのですから、ゆっくり話すことや多少聞き取れないことがあっても、そこは辛抱強く、明るく対応してくれるはずです。逆の立場で、つたない日本語で外国人ママに話しかけられた自分だったらどう思うか、どう対応するかを考えてみると、意外と言葉は気にならないと気楽な気持ちになるのではないでしょうか。
ママ友を作るには、積極的に話すことが一番大事です。英語の壁を気にせず、まずは気軽に話しかけてみましょう。
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